たくさんのグッズや方法が溢れる昨今の癒しブームの中、自分に合った癒し方を見極める際にも、私たちは「感性」を拠りどころとしています。
「感性」が正常に働いていないと、癒しも誤った方向に行ってしまうことがあります。
人間としての私たちの一日は、「感性」あってこそ成り立つものなのです。
ビジネス、教育、サービス、政治、経済、スポーツ、芸術、科学、医療、学問、癒し産業、もの作り、製造…… どのような分野でも、「感性の力」の発揮なくしてベストパフォーマンスや感動は生まれません。癒し・感動・満足感・幸福感を自らが得ること、そして同じものを周囲にもたらすためにも、「感性の力」が必要です。
拙著『岡田武史監督と考えた「スポーツと感性」』(日本経済新聞出版社,2008)には、「感性」の定義や仕組みの他、国内外の多数のトップアスリートやその指導者たちの「ゾーン」・「感性」について語った言葉から考えられる「ベストな状況を生みだすためにどんなことが必要か」を綴っております。どんな分野にも共通する「感性を磨き、感性の力を発揮するためにできること」は、スポーツ界で頂点を極め、感動を生んだ「感性」に学ぶところが多いと思われるのです。 |